メイクは解く
コスメデコルテのルースパウダーは、蓋に落として筆で取り
フェイスラインではたいて粉の量を調整してから全顔に...という感じで使っていたけど
なんとなく付属のパフでがっつりとおいてからはたいて馴染ませてみたら
肌に密着するからなのか、なんか良い気がする。
白浮きするような粉でもないし、心なしかマスク移りも軽減されたような。
私的メイクあるあるだけど、気合を入れて丁寧にメイクした時よりも
少しだけ急いでいたり何も考えずに平日メイクをした時の方が、なんだか上手くいく事が多い。
例えば、メイクブラシを丁寧に使い分けてアイシャドウも完璧なグラデーションを意識したりだとか色のバランスを考えて手持ちの2軍アイシャドウを見直してみたりだとか
眉毛を納得いくまで整えてからメイクをしてみたりだとか。
そういう、100%を引き出そうと肩の力が入った時
なんだかあれ?っという仕上がりになる。
でもそれは不器用さがから回っているというわけでもないと思う
正直私は美術が得意な方だし、技術や根拠もそれなり。
別にあれ?という仕上がりのメイクも人からみたら上手くいった時と大差ないのかもしれない。実際そんな日に褒められたりもする。
ただ、自分的に盛れてなければメイクは仕方がない。
思えば、私はそうなんだ。
メイクも料理も人間関係も、無意識化での行動がなんだかんだベストなんだ。
私あるあるか、人間あるあるかは知らないけど、気合を入れすぎるといい事がない。
でもつい、気合を入れすぎてしまう。
大事なデートの日ほど1時間早く起きてメイクに挑んでみたり
大事に思っている人間関係ほど、相手に対する発言に慎重になったかと思えば、
こんな当たり障りのない会話しかできない私はつまらないんじゃないか
なんて考えてしまう。
気合いのパーセンテージを自分で決めれたらいいけれど、そんな機能はない。
じゃあ、どうすればいいのか
気合が入ってしまう理由は、時間や心に空きがあるからかもしれない
気合いのパーセンテージを、心のパーセンテージに置き換えて考えてみた。
例えばメイクなら、朝早く起きて顔面と30分、1時間も向き合うくらいなら
癒される音楽を聴きながら紅茶を飲んで、平日より5分だけメイク時間を長くとればいい。
そうすれば「癒し」で時間と心のパーセンテージが埋まってなんなら平日以上のメイクができそうな気がする。
人間関係で、必要な気遣い以上に相手の気持ちを勘ぐってしまうのも、
心の空きがあるけど「幸せ」や「楽しさ」なんかを意識的に生み出すのは大変だから、お手軽に「不安」で埋めているのかもしれない。
人間関係はどうすればいいか、綺麗事のようなものをいうなら
相手への「思いやり」でうめれば「幸せ」に変わりそう。
それは素敵だけど、見返りを求めない純度100%の「思いやり」を与えようなんて難しい事だ。
ほんの数パーセントの見返りを求める気持ちだって心を乱すし、いずれも不安材料になりかねない。
金銭的時間的「焦り」や仕事なんかでの「疲れ」で心を埋めるのも全く解決にならない。それなら、何なら埋まるのか。何がベストだろう。
私は人間関係の隙間を埋めるのは「自分時間」だと思った
つまり、熱中できる趣味なんかがあれば心のパーセンテージが「幸せ」「楽しさ」で埋まって満たされるのではないか。そうに違いない。
かと言って、熱中できる趣味をなかなか見つけられないでいる私のような人間は
はい、解決。なんて、そう簡単に上手くはいかないけれど。
結論、ここまで回りくどく考えなくてもさんざん言われている事
趣味を持つと心が安定して生活が充実する。
ただ、体感から紐解いてピンときたものはやっと自分のものになるのだ。
熱中する趣味(お金がかからなくて時間をかけれる)に
出会えますように。